こんにちは。管理人のしろがね笑美です。

2017年4月3日から7日の週は3社が株主優待関連ニュースを発表しました。

●株主優待の変更を発表したのは 1社

ヤマトインターナショナル（8127）

株価はこちら

☆会社予想配当＋優待利回りは3.73％

会社予想PERは62.18倍,会社予想配当利回りは2.92％

ヤマトインターナショナルはカジュアルウェアブランドクロコダイルを中心とするアパレルメーカーです。

株主優待は年1回、8月末時点で100株以上保有する株主から300株以上保有の株主に変更されました。単元株数では株主優待はもらえなくなりましたのでご注意ください。

株主優待の内容は保有株数に応じた自社製品セット（1000円～）です。

(300株保有し1,000円相当の自社製品を受け取った場合）
2017年8月期の会社予想配当金は12円なので
配当金12円×300株＝3,600円
1,000円相当の自社製品を年1回支給なので合計1,000円
配当金と優待合計4,600円÷411円×300株＝3.73％
（株価411円は2017年4月7日終値）

ヤマトインターナショナルの株主優待まとめはこちら

●株主優待の決定を発表したのは 1社

日本ヘルスケア投資法人（3308）

株価はこちら

☆会社予想分配金＋優待利回りは23.6％

会社予想分配金利回りは4.78％

日本ヘルスケア投資法人は老人関連施設、医療施設などヘルスケア関連に特化して投資するREIT（不動産投資信託）です。

株主優待は年1回、4月末時点で1口以上保有する投資主が対象です。株主優待の内容は投資先の会社が運営する施設で使えるサービスの割引です。

ヘルスケアREITの株主優待で提供される割引サービスは有料老人ホームで使えるサービスが主です。日本ヘルスケア投資法人の株主優待も有料老人ホームで使える優待が用意されているのですが、そのほかにニチイ学館のグループ会社が運営する英会話スクールCOCO塾の入会金割引サービスが含まれているのがユニークですね。なお、日本ヘルスケア投資法人の投資先がそれぞれどんな株主優待を用意しているかについては日本ヘルスケア投資法人の個別ページでまとめましたのでそちらをご参照ください。

今回は、COCO塾に入会して入会金無料サービスを使う前提で優待利回りを計算してみました。COCO塾の入会金は公式ホームページによると32400円です。なんと23.6％もの分配金＋優待利回りを提供している計算になりました！

(1口を1年間継続保有し円相当のを受け取った場合）
2017年4月期の会社予想分配金は4,100円、2017年10月期の予想分配金は4,100円なので
1年間の予想分配金8200円×1口＝8,200円
32400円相当のCOCO塾入会金のサービスと合計40600円
配当金と優待合計40600円÷171,700円×株＝23.6％
（株価171,700円は2017年4月7日終値）

ただしREITの株主優待はクオカードや外食の事例と異なり、利用しずらいものも多いので、この利回りだけで投資判断するのは危険です。仮にこれらの株主優待をどれも利用しなかったとしても、分配金利回りだけでも4.78％は十分魅力がありますね。REITはこのように分配金利回りが魅力の会社が多いので管理人も注目しております。

日本ヘルスケア投資法人の株主優待まとめはこちら

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