株主優待の権利はほしい、でも株価が下がるのはいや！とおっしゃるなら。。

株主優待でほしいものがある。でもそのために買った株価が下落して損するのっていやですよねー。

株主優待を手にしたら株価の上げ下げを気にせずにいたい、そう思っている方って少なくないのではないでしょうか？

そんな方におススメなのがクロス取引（つなぎ売り）です。ポイントは空売りした株に対する金利、逆日歩（ぎゃくひぶ）

がかからない一般信用取引を利用することです。

ええ？何のこと？確かにちょっとわかりにくいですね。

まず、クロス取引（つなぎ売り）についてご説明します。

クロス取引（つなぎ売り）とは、株を現物取引で買うと同時に信用取引で売っておくこと

クロス取引で株主優待の権利を手に入れる方法は、最終売買日に株を買って、同時に空売りします。

一方で株を買い、

一方で株を売る

わけなので

同じ株価で同じ株数を売っておけば、株価が上がっても下がっても影響は受けません。

というのは、

株価が上がった場合は買っておいた株が利益を生み、売っておいた株が損失を出します。

株価が下がった場合は、買っておいた株が損失を生み、売っておいた株が利益を出します。

なので株価がどちらのどちらの方向に行っても影響は中立、なわけです。

最終売買日の寄り付き前に注文を出せば同じ株価で売買が可能に

そうはいっても、刻々と動く株価をどうやって同じ値段で買って売るの？

と不思議に思いますよね。株価は取引されている間は日々刻々と変わるのに

どうやって同じ株価で買って売れるのかって。

確かに株が取引されている時間内に売ったり買ったりしようとしたら「同じ株価」で「同じ株数」を同時に買って売ることはほぼ不可能です。

この手法を利用する場合、取引は寄り付き前に発注しておくことがポイントです。

まだ株価が寄り付かない段階で、現物買いと信用売りを発注することで

寄り付いたタイミングで同時に買いと売りの注文がとおり、同じ株価で買いと売りのポジションを持つことができるからです。

長くなったので、続いてご説明する一般信用取引については別のページでご説明しますね。

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